●「エリア放送開発委員会」に名称変更 |
平成24年4月2日から念願のエリア放送制度が施行されました。 当委員会ではワンセグ型エリア放送を中心に実用化・制度化に向けた検討を行ってまいりましたが、新制度ではワンセグ型とフルセグ型の両方の実施が可能になり、両方式を一体的に検討・推進していく必要があることから、第3回総会において規約を改正し、当委員会の名称を「エリア放送開発委員会」と変更しました。 |
●「エリアワンセグシステム開発委員会」の設立に向けて |
平成22年9月10日、総務省でホワイトスペース活用の全国展開を目指す「ホワイトスペース推進会議」が発足しました。 同会議の議論を踏まえ、ホワイトスペースを活用したエリアワンセグ等の放送型システムの早期実現と普及に寄与していくことを目的として、「エリアワンセグシステム開発委員会」(他の団体に所属しない任意団体)を設立して、エリアワンセグに関心をお持ちの通信・放送事業者、機器メーカー、コンテンツ業者など幅広い関係者に参加していただき、エリアワンセグシステムの実現に必要な規格化の推進や利用ルールに関する検討、普及啓発を行うことといたしました。 |
●開発委員会の目的 |
委員会規約の第2条で「ホワイトスペースを活用したワンセグ型に代表されるエリア放送について、システムイメージの具体化、標準規格化の推進や利用ルール策定、普及啓発、関係機関との連絡調整、情報の収集等を行い、もってその早期実現と普及に寄与することを目的とする」としています。 |
●開発委員会の活動範囲 |
開発委員会では、次の活動を行います。 (1) エリア放送の普及・促進に向けた課題の整理と解決策の提案 (2) エリア放送の具体的な利用場面を想定し、必要な機能や典型的な利用方法を提示 (3) 地上デジタル放送サービスに悪影響を与えないためのエリア放送の運用手順や各種パラメータ設定 の標準的な手順や注意点を検討し提示 (4) ホワイトスペースで実際にエリア放送を運用されている方々間の情報交換、要望等を集約・整理す る場 |
●開発委員会の参加対象者 |
放送・通信事業者のみならず、機器メーカー、コンテンツメーカー、各種コンテンツプロバイダーの他、イベント実施予定者、地域の拠点の運営者、市町村等の関連団体など幅広い分野から参加していただき幅広い声を反映させることを想定しており、多数の入会を期待しています。 |